柴又上智女子大生殺人事件の犯人を霊視?歯医者が証拠?(2024最新)

小林順子さんの画像 事件

1996年9月9日に東京都葛飾区柴又3丁目で発生した「柴又上智女子大生殺人事件」は、いまだ未解決となっています。

 

この事件は、当時、上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)が自宅で何者かに命を奪われた事件。

 

実は、事件の2日後にアメリカ留学を控えていた矢先の出来事だったのです。

 

なお、犯人に至っては、これまでに数多くの不審者目撃情報が寄せられているものの、現在も逮捕に至っていません。

 

かつては、テレビ番組の超能力捜査で海外から霊能者を呼んできて、霊視で犯人を特定しようと試みたものの、あえなく失敗に終わっています。

 

そもそも超能力捜査なんてものは海外に存在せず、日本のテレビ局が勝手に名付けたものだと言われており、いつからか超能力捜査のテレビ番組は見かけなくなりました。

 

小林順子さんの母親の証言によると、事件が発生する前に順子さん自らが命の危険を感じている様子もあったといい、2016年には、マスコミが新証言を公表。

 

しかし、現在も有力な手掛かりがつかめていないのです。

 

そこで今回は、小林順子さん(柴又上智女子大生殺人事件) の犯人を霊視した結果。

 

殺害される前、母親に危機を告げていたという証言をまとめてみました。

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柴又上智女子大生殺人事件の犯人を霊視?

柴又上智女子大生殺人事件は、発生から今年で28年目を迎えました。

 

事件が起きた1996年9月9日は、父・小林賢二さんは福島に出張、長女は仕事で外出していたそうです。

 

午後3時50分になり、母親・幸子さんもパートのために外出。

 

その40分後には放火されていることから、この間に小林順子さんは、何者かに命を奪われたことになります。

 

当時のことで、分かっているのは、部屋に争った跡がなく、リュックの中にあった留学のための資金10数万円が手付かずで残されていたこと。

 

盗まれたのは1階の居間にあった1万円だけで、小林順子さんの口に貼られた粘着テープから、3種類以上の犬の毛が付着していたことです。

 

また、発見されたマッチからは、家族以外のA型の血液を検出。

 

犯人は3種類以上の犬を飼っている、A型の人間にほぼ間違いないと見られています。

 

さらに、小林順子さんの両脚を縛った際の結び方に注目されています。

 

その結び方は、運送業・造園業・土木業・電気工事業・古紙回収業などの仕事に従事したことがある者以外には馴染みのない”からげ結び”という特殊技術。

 

また、犯人につながる不審者の目撃情報も、警察に数多く寄せられたのです。

 

目撃されているのは、火災発生直後に雨の中、傘も差さずに現場付近から駅方面に走り去った男。

 

火災発生直前に、道路から被害者宅を覗き見ていた男。

 

現場付近で自転車を乗り回していた30代男。

 

当日午後1時ごろに、現場付近で別の主婦をつけ回してライターを持っていた男。

 

午前9時~午後3時ぐらいまで、白い手袋をはめて近所の公園をうろついていた男。

 

事件の数時間前に「柴又三丁目はどこですか?」と道を尋ねていた男。

 

事件前日に、現場付近で叫びながら軍歌を唄っていた男など、あやしい男の情報は多数寄せられているのです。

 

その都度、警察は不審者情報があがれば調べたらしいのですが、どれも決め手に欠けて、犯人逮捕まで至らず。

 

そして、2005年ごろには、テレビ番組の超能力捜査で海外から霊能者を呼んできて、霊視で犯人を特定しようと試みたのでした。

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霊視の結果

柴又上智女子大生殺人事件が未解決のため、テレビ局が超能力捜査を依頼します。

 

そして、霊能者が霊視した結果はというと、このような薄い霊視内容だったのです。

・「昼も夜も関係なく男がずっと見ている」

・「事件当日は雨が降っていて寒い日、黒い長袖のシャツ、濃い色のズボン、黒い布製の靴を身に付けている。」

・「カバンからテープを取り出して手足を拘束してずっと話しかけている」

・「ライターのカチカチする音が聞こえる。火を放ったのは居間。」

 

ところが、その後、近所の女性の新証言から、「ベージュのコートを羽織り、顔はつり目で、短髪で黒髪でやせ形の男」のイラストを警察が公開。

 

さらに、犯人らしき男を目撃した近所の女性は、犯行時間の直前、雨の中、傘も差さずに小林順子さんの自宅の表札をジッと見つめていたことを証言したのです。

 

また、その男は電柱の影に隠れるように立っていたということでしたが、霊能者が霊視したのは、ベージュのコートではなく、黒い長袖のシャツの男でした。

 

さらに、テープを取り出して手足を拘束したと霊視していましたが、小林順子さんの足はパンティストッキングで拘束されています。

 

しかも、犯人はライターを使って火をつけたようなことを言っていましたが、実際はマッチを使っていたことが分かっているのです。

 

唯一「昼も夜も関係なく男がずっと見ている」というのが、傘も差さずに、小林順子さんの自宅を電柱の影に隠れながら見ていたことと合致。

 

ただ、これと似たようなことが事件後に公表されているので、霊能者は情報が得られたはずです。

 

霊視後に公表された男のイラストに関しては、霊能者には知り得ない情報だったため、まったく当たっていなかったのです。

 

そして、2016年になって、小林順子さんの口をふさいでいたテープの粘着面に草と木のかけらが付着していたことが新証言として報道されました。

 

しかし、かけらはいずれも極小さく、草の種類は雑草で、生息地などの絞り込みは困難だということです。

小林順子さんは母親に歯医者のことを話していた

いまだ犯人が捕まらない未解決事件が数多くある中、柴又3丁目で発生した「柴又上智女子大生殺人事件」もその1つです。

 

母親の証言によれば、事件の10日ほど前、小林順子さんはストーカーらしき男に後をつけられたのだとか。

 

その際、怖くなり、家に電話をして母親の幸子さんに迎えに来てもらっています。

 

さらに、小林順子さんは、自分の身に危険が及んでいるような言動をしていたそうです。

 

ストーカー以外には、歯科医に行った帰りに「私に何かあったら歯の治療痕で分かるね」と母親らに話すなど、命の危険を感じている様子もあったとか。

 

あたかも自分の身に何か起こるような言動ですが、犯人は執拗に小林順子さんをつけ回し、犯行の機会をうかがっていた可能性も考えられます。

 

しかも、犯行が小林順子さんの海外留学の渡航2日前という状況を考えれば、犯人は順子さんのスケジュールを知っていた可能性があります。

 

当然、警察も、小林順子さんの交友関係を片っ端から洗ったそうですが、犯人逮捕に結びついていません。

 

「やれることは全部やった」という警察。

 

一刻も早く犯人が逮捕されるのを願うばかりです。

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