☆この記事はこのような人におすすめです。
・山本KID(キッド)選手の死因となった、胃がんの原因について知りたい。
・母親である山本憲子さんの遺伝が、胃がんに関係していたのか知りたい。
・山本キッド選手の妻や子供について知りたい。
9月18日は人気格闘家・山本KID徳郁(本名・岡部徳郁)選手の命日です。
41歳という若さでこの世を去った、山本キッド選手の死因は胃がん。
自身のインスタグラムで癌の治療をしていることを告白してから、わずか23日で訃報が報じられたのです。
ただ、山本キッド選手は癌治療を公表したとき、患っている病名や癌の種類、ステージなどに関して何も触れずにいました。
そのため、ますます病状が心配され、ネット上でも「早く元気になって戻ってきてほしい」、「絶対治ると信じています」などと激励のコメントが殺到。
その一方で、やはり心配されたのは、癌のステージと病名でした。
結局、最期まで病名やステージが発表されることはありませんでしたが、世間ではタトゥーとの因果関係を指摘。
勝手な推測で「タトゥーが原因で癌になった」という声や、「母親と同じ白血病ではないのか?」といったウワサが飛び交ったのです。
そこで今回は、山本キッド選手の胃がんの原因は何だったのか?
また、残された妻や子供などについて調査してみました。
山本キッドの死因(胃がん)はタトゥーが原因?
山本キッド選手が癌を公表した後、週刊誌「フラッシュ」が病名を消化器系の癌。
さらに、「癌治療のため、グアムで闘病生活を送っている」と報じました。
この報道で、初めて病名が消化器系の癌だと判明。
確かに山本キッド選手は、2018年に入ってから急に激ヤセし、病気がウワサされていたのです。
しかも、「格闘代理戦争」を欠席していたため、格闘技ファンからも重病説が流れていたといいます。
その山本キッド選手が自身のインスタグラムで、急に癌の治療を告白したためウワサが現実に。
驚きと共に、皆が病名のことを気にしたのは言うまでもありません。
そこで、山本キッド選手の病名に関して、何か情報がないか調べて見たのですが、当時は一切出てきませんでした。
ただ、ネット上では「全身に彫られているタトゥーが原因で癌になったのでは?」と、もっぱらのウワサになったのです。
一般的にタトゥーのインクには、人の肌に付けることは想定されていない有害物質が、3分の2含まれているとか。
残りの3分の1には、許可されていない原料が使われていたことが発表されています。
つまり、タトゥーのインクに含まれている有害物質が、人の皮膚に浸透してしまうと、血管まで到達し、体中の内臓や器官に到達してしまうのです。
同じくタトゥーを入れる際に使用される器具からも、病気に感染してしまう可能性が。
器具がきれいに消毒されていないとどうなるかというと、B型・C型肝炎に感染してしまい、放置すると病気が進行して、肝硬変、肝癌へ進展してしまいます。
そのため、山本キッド選手の癌の原因がタトゥーだとすれば、病名が「肝臓癌」である可能性があったのです。
しかし、亡くなってから死因が胃がんだったことが報じられ、正式な病名が判明。
聞くところによると、最初に胃がんが見つかったのは、2016年頃だったとか。
そとき、すでにステージ4と診断されていたようです。
では、胃がんの原因は何だったのか?
決まっているわけではありませんが、主に喫煙が原因だと言われています。
山本キッド選手はタバコを吸っていたらしいのですが、喫煙は肺がん、口腔がん、胃がんになりやすいことは、よく知られています。
タバコに含まれている発がん物質が、臓器の遺伝子を傷つけることで癌になりやすい。
そのため、直接の胃がんの原因として、喫煙の影響が指摘されているようです。
山本キッドの癌は母親の山本憲子の遺伝?
山本キッド選手は癌を公表する際、治療をしているということだけしか語りませんでした。
もし、ステージが初期ならば公表しているだろうし、何癌を患っているのかも隠さないはず。
それだけに、ステージが深刻な状況であることが予想されたのです。
ちなみに、当初、推測された肝臓癌ですが、ひと昔前までは肝臓癌と診断されると、余命半年と言われていました。
しかし、医学の進歩により、現在は手術ができれば、5年生存率は全国平均で57%~64%と言われています。
ただし、1~4期ある肝臓癌のステージで、手術が可能なのはステージ3期まで。
肝機能が悪くなっている4期になると、手術は難しくなるそうです。
(父親の山本郁榮氏と母親の山本憲子さん)
そして、もう1つウワサになった白血病ですが、これは母親の山本憲子さんが白血病で亡くなっているので、そう言われていました。
山本キッド選手の母親・憲子さんは、審判員の資格を取って、女子審判員第1号となった人物。
山本キッド選手が学生だった1999年に白血病で亡くなっています。(享年51)
そのため、山本キッド選手の癌も、「もしかして母親の遺伝ではないか?」と言われていましたが、白血病は子供に伝わる遺伝病ではありません。
白血病は血液の癌ですが、成人の白血病は伝染もしないし、遺伝することもないようです。
なので、山本キッド選手の病名が白血病というのは、かなり低い確率だったのです。
いずれにせよ、遺伝性の癌の割合は少ないので、胃がんとの関係はほぼ無かったことになります。
山本キッドの妻と子供は何人?
山本キッド選手の父親は、元レスリング選手でオリンピックに出場した山本郁榮氏。
姉は、女子レスリング選手で総合格闘家の山本美憂選手。
妹は、女子レスリングで世界王者を4度獲得した山本聖子選手です。
また、妹の山本聖子選手の旦那が、メジャーリーグのダルビッシュ有投手というのは有名な話。
そのダルビッシュ投手が義兄にあたる山本キッド選手を、療養中に金銭面で支援していたことなどが亡くなった後、家族の口から明かされたのです。
しかも、ダルビッシュ投手は残された家族に対しても、今後、面倒を見ていくことを公約。
山本キッド選手の家族は妻と子供が4人います。
妻は一般人で、名前はゆいさん。
モデルのMALIAと2009年8月に離婚した後、2014年に再婚していました。
ちなみに、前妻のMALIAは、サッカーの田中隼磨選手と離婚後、山本キッド選手と再婚し、長男をもうけています。
そして、4人の子供ですが、長男の海鈴(かい)くんは、前妻・MALIAと田中隼磨選手の子供なので、血は繋がっていません。
実子は3人で、二男の愛郁(あい)くんと、長女のありあちゃんがMALIAとの間に授かった子供。
次女の虎(とら)ちゃんが後妻との間に出来た子供になります。
プライベートでは2度の結婚。
そして、子供にユニークな名前を付けたりと、山本キッド選手らしいところがありました。
生前は公私共に波乱万丈な人生だったかもしれませんが、記憶に残る選手だったのは言うまでもないでしょう。