宮崎県の大秘境・椎葉村は、東京からは飛行機とバスを乗り継ぎ、6時間かけてようやくたどり着きます。
辺りにはスーパーもなければ、最寄りのコンビニまで車で1時間半。
そんな大秘境でたくましく暮らす家族がいます。
それが5男4女総勢12人の大家族・石井さん一家。
その石井家に、10人目の子供が誕生したということです。
そこで、今回は大家族・石井家の子供・長女や長男などの名前について調査しました。
大家族 石井家の子供の名前
大家族・石井家の暮らしは、普通の都会では考えられない驚きの生活を送っています。
そんな石井一家の父親の名前は石井英雄(ひでお・49)さんです。
一家の大黒柱・英雄さんは、建築関係の職人で、主な仕事場は東京。
1、2か月ケ月出稼ぎに行き、仕事が終われば宮崎の子供たちと過ごす生活を繰り返しています。
そして、父親が家を留守にする間、一家を守るのは専業主婦の尚美(なおみ・39)さん。
どんどん顔つきがたくましくなる次男の雄希(ゆうき・16)くんが去年、中学校を卒業。
雄希くんは空手の有段者だそうです。
さらに、最近オシャレに目覚め始めたのは、次女の彩菜(あやな・10)ちゃん。
以前、彩菜ちゃんは食べられる野草を見分けることができましたが、今では薬草も見分けられるようになっています。
また、2016年に誕生した4女の瑞樹(みずき・3)ちゃんも、立派に成長。
そんな石井家の子供の名前は以下になります。
父親ー石井英雄(ひでお・49)さん
母親ー石井尚美(なおみ・39)さん
長女ー繁美(しげみ・29)さん
長男ー直希(なおき・17)くん
次男ー雄希(ゆうき・16)くん
三男ー智明(ともあき・13)くん
四男ー英輔(えいすけ・12)くん
次女ー彩菜(あやな・10)ちゃん
五男ー敦大(あつひろ・7)くん
三女ー美風悠(みふゆ・5)ちゃん
四女-瑞樹(みずき・3)ちゃん
六男ー(2018年2月誕生・1歳)
大家族 石井家の長女と長男
大家族・石井家は、にぎやかな子供たちが7人いるかと思いきや、長男の直希くんと長女の繁美さんは自宅を出ています。
直希くんは2017年から神奈川の高校に進学。
長女の繁美さんは結婚して、旦那と神奈川の海老名で暮らしているので、直希くんも住み込みとして一緒に住んでいます。
また、長男の直希くんは、初めての都会暮らしであると共に、東京で働く父親の後を継ぐため、建築関係のアルバイトも始めたのです。
とはいえ、直希くんの学費や仕送りに加え、宮崎では育ち盛りの子供が7人。
出費がかさみ、毎月できていた7万円の貯蓄が現在5万円になっているそうです。
大家族 石井家の子供が10人目に
宮崎県椎葉村に住む石井家の凄さは、大家族の家計を支える0円節約術です。
例えば、築100年の自宅は建築の仕事をしている父親が廃材を利用し、通常だと300万円かかるリフォーム代が0円。
さらに、必要な日用品も子供たちの手で作ってしまうので0円ですし、雑木林で自家栽培しているのは巨大な原木シイタケも0円です。
他にも、秘境暮らしならではの知恵を生かし、父親の月給38万円から7万円も貯蓄に回せていたのですが、昨年2月に10人目となる子供が誕生。
誕生した10人目の子供の性別は男の子なので、六男ということになります。
あと、六男の名前は不明ですが、母親が破水したとき父親は東京で仕事中。
そのため、近所の人たちが手をかして、病院に連れて行ったり、子供を学校に送り届けたりしてくれたそうです。
大家族 石井家の0円節約術
大家族・石井家が最も力を入れている0円食生活は、都会の常識を覆す節約術です。
まずは大家族の家計を支える1年分の米。
石井家では自分たちが食べる米は自給自足し、無事に収穫できれば、米代は年間を通して0円になります。
なお、田植えをするのは子供たちで、苗を植えた後は、収穫の秋を迎えるだけです。
そんな石井家の庭には、自生する野草・ユキノシタやウドが採れます。
ユキノシタは天ぷらにすると、サラダ菜の味わいに似た軽い歯触り。
ほろ苦い味わいがクセになるウドも、天ぷらにして食べています。
そして、自宅の裏山からはタケノコを調達。
これは、タケノコご飯などにして食べるので、絶品0円食材ということになります。
さらに、近所さんからシカ肉のおすそわけも。
古くからイノシシやシカの猟が盛んな椎葉村では、都会では高級食材のシカ肉を猟師さんから譲ってもらう機会が多いそうです。
また、食費を切りつめる上で石井家の食卓によく並ぶ0円メニューは、手打ちそば。
実は、森林を焼き払い、作物を栽培する伝統的な焼畑農業を今に残す椎葉村。
この農法は、世界農業遺産にも認定されています。
石井家でも焼畑農家の知り合いが作ったそば粉を譲り受け、子供たちが慣れた手付きでそばを打ちます。
さらに石井家では、裏山の源流から山水を引いているため水道代も0円で、万能食材の卵も0円。
大家族・石井家では、卵料理のレパートリーは多く、1ヶ月の消費量はなんと100個以上も食べてしまうそう。
年間1200個も食べる石井家にとっては、大きな出費です。
それならばと、思い切ってにわとりを自分たちで飼育し、卵代を0円に。
しかし、父親の狙いは卵代の節約だけではありません。
にわとりを飼うと同時に、フンを今度は肥料として畑に使います。
石井家では、オクラや茄子、サツマイモにトマトなど、12種類もの野菜を子供たちが畑で自家栽培しているのです。