金スマの人気企画「社交ダンス」でペアを組むキンタローこと田中志保&ロペスこと岸英明。
2人は、2018年10月13日にアメリカのマイアミで開催された「WDSFラテンシニア1世界選手権」に出場しました。
なお、この記事では、世界選手権の結果順位をネタバレしていますので、気をつけてください。
まず、2018年の世界選手権に出場したキンタロー&ロペスペアの結果から言うと、昨年の7位から1つ順位を落として、8位タイに終わっています。
そんな今大会には、日本のライバル・名越慎吾&明子ペアや、最近優勝しまくっているロシアの新星、ゲオルギー&タチアナペアも出場。
名越慎吾&明子ペアは、キンタロー&ロペスペアに敗れ、昨年の9位から6つ順位を落として15位という結果に終わったのです。
そして、この世界選手権は、あらゆる大会に負けなしだったロシアの新星、ゲオルギー&タチアナペアが、またしても優勝。
おそらく、キンタロー&ロペスペアは、今大会のマイアミ世界選手権を最後に区切りをつけるでしょう。
その理由として、昨年2人は、世界選手権で10位入賞を目指していたところ、思いもよらず7位となり、決勝進出ならず。
決勝に進めない悔しさから、今年はもう一度挑戦したい気持ちが出てきて、社交ダンスを続けていたのです。
ところが、またしても世界選手権の決勝に進めなかった。
それに去年より順位が悪かったとなれば、モチベーションを保つことが難しくなってくる。
特にキンタローは家庭のこともあって、旦那に「もう1年競技を続けさせて欲しい」と志願しての再挑戦だっただけに、今回が最後になる可能性が高いのです。
キンタロー&ロペスペア 世界選手権の前哨戦
2018年度のキンタロー&ロペスペアは、3月3日にヘルシンキで開催された社交ダンス「フィンランドオープン2018」から始動。
その様子は金スマで放送され、キンタロー&ロペスペアは、コーチの山本先生に新技を伝授されたこともあって、結果2位という好成績を収めています。
また、フィンランドオープンに出場のキンタロー&ロペスは、10月にマイアミで開催される世界選手権の決勝進出、表彰台を目標に掲げ、イタリアで合宿を積んで、万全の状態で大会に臨むことに。
ところが、突如現れた最強のライバル・ロシアのゲオルギー&タチアナペアに優勝をさらわれたのです。
そして次戦となった世界3大オープンのひとつ「オーストリアオープン」で、キンタロー&ロペスペアは7位。
続いてキンタロー&ロペスペアは、昨年2位だった全日本選手権シニアに出場して、見事優勝を果たしたのです。
さらにキンタロー&ロペスペアは、10月にアメリカのマイアミで開催される、WDSFラテンシニア1世界選手権の前哨戦、「ジャーマンオープン2018」に出場。
2人が出場した社交ダンス「ジャーマンオープン2018」は、2018年8月7日～11日にドイツのシュツットガルトで開催されたアマチュアの最高峰の大会。
ライバル・名越慎吾&明子ペアや、ロシアの新星ゲオルギー&タチアナペアも出場したのです。
結果に関しては、世界ランキング14位のキンタロー&ロペスペアは、決勝ラウンドに進めず12位。
名越慎吾&明子ペアは、6組で競われるファイナルラウンド（決勝）へ進出することができたのですが、6組中で最下位でした。
なお、優勝はまたしても、ロシアのゲオルギー&タチアナペアです。
キンタロー&ロペスペア 世界選手権の結果
キンタロー&ロペスペアは、昨年から大会で良い結果を残すために、治面地コーチ、山本英美先生に指導を仰ぐことに。
そして、昨年の「WDSFラテンシニア1世界選手権」では、ファイナル進出を逃したものの、アジア人初となる7位という結果を残しています。
出典元：WDSF公式サイト
当時は本人らも10位以内を目標に掲げていたので、この結果に満足していたように思えます。
しかも、世界選手権の会場には、金スマファミリーがマイアミに乗り込み、2人を応援していたので、すべてにおいて良い結果となったのです。
また、当初ロペスはこの結果に「めちゃめちゃ悔しい」、「全然世界で勝てる気がしない」と嘆いていましたが、目標にしていたライバル・名越慎吾&明子ペアに勝利。
そして、2018年の「WDSFラテンシニア1世界選手権」では、キンタロー&ロペスペアは8位タイという結果でした。
出典元：WDSF公式サイト
この成績は、15位だった名越慎吾&明子ペアよりも順位が良かったのです。
ですが、今年も目標に掲げていた決勝進出に遠く及ばず。
昨年は6位とわずか1点差で惜しくも決勝進出を逃し、今年は決勝進出に68点も差が開く結果となったのです。
キンタロー&ロペスペアはマイアミが最後？
キンタロー&ロペスペアの今後についてですが、おそらくこの世界選手権でペア解消になるでしょう。
ロペスはさておき、結婚しているキンタローは、これまでは家庭を犠牲にして社交ダンスに取り組んできました。
それにほかの仕事もこなしながら、厳しい練習を積んできたのです。
そんなキンタローは本来、昨年の世界選手権で、社交ダンス企画には区切りをつけると言ったものの、7位と思わぬ結果となり、再び挑戦したい気持ちが出て来たようです。
番組でも結果発表の直後に「あと1点取れていたら決勝戦に出られていたということ？超悔しい！」と言っていたキンタローとロペス。
真剣にダンスを続けてきたからこそ、逃した「決勝進出」の大きさを痛感したようです。
そしてリベンジを果たすために、2人はもう一度苦しい練習に耐えてきましたが、結果は惨敗。
結婚生活において「子供もほしい」というキンタローだっただけに、今回のマイアミ世界選手権が最後の社交ダンスになると思われます。
キンタローの社交ダンス コーチの実力も凄かった！
キンタロー&ロペスペアを指導する治面地コーチは、アマチュアとしてダンスに励み、2008年の「三笠宮杯」で現役引退。
選手時代の実力は、2005年の「アマチュア全日本選抜選手権」ラテン部門で全種目1位を獲得し、全日本アマチュアラテンチャンピオンに。
同年東アジア競技大会（オリンピック委員会主催）に日本代表として出場し、チャチャチャの部で銅メダル、5種目総合で5位入賞を果たしています。
他にも数々の大会に出場して好成績を収めると、2006年には日本代表としてWDSF世界選手権に出場。
海外遠征にも積極的に出掛け、海外のコーチ・各国の選手と交流を深めながら技術の向上を図り、以降は指導員となって全日本強化選手のコーチを務めています。
その治面地コーチから、「コミュニケーションが圧倒的に足りない」と指摘されたキンタローは、恩師・山本英美先生に指導を仰いだのです。
キンタローのことよりも、「山本先生が綺麗」と話題ですが、元々先生は、キンタローが芸人になる前から社交ダンスを教わった恩師で、実力のあるプロダンサーとして有名。
出典元：山本喜洋ダンススクール
指導者としても「カリスマ先生」と呼ばれており、現在は京都で夫婦揃ってダンススクールを開講しています。
その山本先生の容姿が綺麗なことに注目が集まりますが、実力の方も凄い。
選手として数々の全国の競技会に出場しては、連続チャンピオンの座に君臨し、世界大会においても日本人過去最高位である準優勝を成し遂げているのです。
国内では敵なしの全日本ラテン・チャンピオン。
京都のスクールには、プロ及びアマチュア競技選手から初心者まで、全国各地から生徒が集まってきているようです。
