イチローは、2000年のオフに日本のプロ野球・オリックスからメジャーリーグ・マリナーズに移籍。
その後、ヤンキース 、マーリンズと渡り歩き、2018年に古巣・マリナーズへ復帰して現役生活に終止符を打ちました。
そんな日本が生んだスーパースターの引退ニュースは世界中を駆け巡り、続々と惜しむ声やねぎらいの声があがっています。
成績の方でいうと、2016年6月には、日米通算ながらもピート・ローズ氏が持つ大リーグ最多安打記録(4256本)を塗り替え、その後も着々と安打記録を更新。
最終的には、日米通算4367安打という大記録を打ちたてたイチローに、各界からも敬意を表するメッセージが相次いでいるようです。
そこで今回は、イチローと父親の関係に確執があることや、絶縁のウワサ、嫁の弓子さんと年の差が理由で結婚を反対されたというウワサについて検証してみました。
イチローが父親と絶縁?確執の原因は?
これまでイチローは、父親のチチローこと宣之さんとの絶縁、確執が報じられてきました。
しかし、いまだ親子関係は修復出来ていないようです。
しかも、父親には引退することも直前まで知らせていなかったようですしね。
(イチローの父親・鈴木宣之さん)
それにイチローはメジャー移籍の前年、父親の宣之さんに不動産(愛知県の土地面積約826m2)をプレゼントしていますが、帰国してもこの豪邸には戻らず、ホテル住まい。
原因は不仲だからです。
そもそも父親との関係が絶縁になったと言われているのは、メジャー移籍を反対していたことや、イチローの承諾なしに幼少期の写真を有料で貸し出していたこと。
こうした事態にイチローは不信感を抱いていたと言います。
それに加え、孫がいないことも確執が生じた原因の一つになったようです。
イチロー自身も「子供が欲しかったけど、できなかった」と、マスコミに語っているので、子供の誕生を望んでいました。
それに弓子さんも、何とかして子供を産もうとアメリカで不妊治療を受けたのですが、結局、子供を授かることができなかったのです。
結局、イチローに子供がいない理由は、弓子さんが不妊症だったから。
決して「子宮頸がん」だったわけではないのですが、それでも父親は「孫の顔が見たい」と、プレッシャーをかけたのです。
そして、そのことで弓子さんの心が傷つき、イチローと父親の間に確執が生まれることに。
以来、親子関係は絶縁状態で、現在も確執が続いているということです。
イチローの嫁は子宮頸がん?
イチローが45歳まで現役を続けられたのも、影の功労者である嫁・弓子さんの存在があったからと言っても過言ではありません。
イチローの嫁は、旧姓・福島弓子さん。
弓子さんは、イチローと結婚するまではTBSの女子アナとして活躍していました。
なお、2人は、1995年にイチローがパーソナリティーを務めたラジオ番組「イチローの気持ちはいつもフルスイング」で共演したことが知り合うきっかけだったそうです。
その後も弓子さんは、スポーツ担当として球場に足を運び、選手を取材したりしていました。
そして、知り合ってから2年後の1997年春、イチローが知人と食事をする際に弓子さんを呼ぶことになり再会。
意気投合した2人は、同年の8月から交際をスタートさせました。
その後、1年半の交際を経て、1999年1月にイチローから「結婚しよっか」とプロポーズ。
プロポーズを承諾した弓子さんは同年3月にTBSを退社し、1999年12月に米ロサンゼルス郊外のゴルフ場「リビエラ・カントリークラブ」で結婚式を挙げたのです。
そして、翌年、イチローがマリナーズへ移籍することになり、嫁の弓子さんも一緒に渡米。
夫のイチローは野球に専念し、妻の弓子さんは資産管理会社「IYI」(イチロー、弓子夫人、愛犬・一弓のイニシャルからつけた社名)や、美容院「エンサロン」の経営に携わっていたのです。
夫婦として、あとは子供を作ることだけだったのですが、2人の間に家族が増えることはありませんでした。
ところで、イチローに子供がいないのは、嫁の弓子さんが「子宮頸がん」だからとウワサされています。
そのウワサが本当なのか調べてみたのですが、弓子さんが子宮頸がんを患っているという情報はどこにもありませんでした。
なので、「子宮頸がん」のウワサはガセ。
イチローに子供がいないのには別の理由があったのです。
ちなみにイチローと知り合う前の弓子さんは、当時ヤクルトスワローズの選手だった栗山英樹氏(現日本ハムファイターズ監督)と交際していました。
当時、栗山英樹氏と弓子さんは、両親に紹介して婚約まで至るも、破局。
破局理由は、栗山氏が一方的に婚約を破棄したというだけで、弓子さんいわく、「納得できる答えをまだもらっていません」と語っていたのです。
イチローは嫁との年の差が理由で結婚反対された?
父親の宣之氏は、イチローと弓子さんの結婚に反対だったそうです。
弓子さんは34歳の時に、26歳だったイチローと結婚。
実に8歳もの年の差があるわけですが、この年の差が父親に結婚を反対された理由だったとされています。
しかも、弓子さんが子供を産めないことも反対されたことと関係しているようですが、プロ野球選手にはイチローと同じように年上の女房持ちはたくさんいます。
たとえば、元巨人で現在広島の長野義久選手とテレ朝の下平さやかアナなんかは、夫婦の年の差は12歳。
中日の松坂大輔投手と元日テレの柴田倫世アナ夫婦の年の差は6歳あります。
ほかにも、野村克也、原辰徳、落合博満、江川卓といった一流どころも、姉さん女房を持って現役中に活躍しました。
よく、スポーツ選手は栄養面を心配してくれたりする、年上の女房を持つのがふさわしいと言われますが、その典型的だったのがイチローを色んな面で支えた、弓子さんだったと思います。