元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんは、2018年1月末に他界。（享年52歳）
死因は卵巣がんですが、有賀さつきさんは病名を家族にも伏せていたそうです。
なお、当時は「乳がんだった」という報道があったのですが、父親の洋さんは否定。
本人の希望により、詳しい死因などは発表しないことになっていたということです。
そんな有賀さつきさんだったのですが、亡くなる2年くらい前から「痩せすぎている」とネットで心配する声が噴出。
その頃からがんの噂が飛び交っていたものの、本人は周囲に病状をひたすら隠し、いつも気丈に振舞っていたといいます。
また、報道によると、有賀さつきさんは2017年末までに仕事や私生活のことをすべて整理し、仕事のオファーなどは父親の介護などを理由に断っていたそうです。
そこで今回は、病気を患いながらも娘(子ども)の育児に奮闘していたという有賀さつきさんにスポットをあててみました。
有賀さつきの娘(子ども)の現在は？
有賀さつきさんの元夫は、フジテレビ解説委員を務めた和田圭氏です。
和田圭氏との馴れ初めは、一緒に政治の本を出しのがきっかけで2001年に交際に発展。
そして、翌年の2002年に結婚し、同年11月に長女が誕生しています。
しかし、夫婦は結婚して4年後の2006年に離婚。
離婚後、有賀さつきさんは元夫・和田圭氏と結婚した経緯について、こう語ったのです。
「一時は別れを決意したが、その2日後に妊娠が発覚。結局、子供のために何がいいのか考えた末、苦労する覚悟の上で結婚しようと思った」
それからの有賀さつきさんは娘(子ども)の親権を持ち、シングルマザーとして娘さんを育てていました。
ちなみに、生前の有賀さつきさんは娘(子ども)と一緒に「おしゃれイズム」に出演。
その際には、絵の才能を発揮する場面が見られるなど、非凡な才能を見せつけていたのです。
（有賀さつきさんの子ども）
そんな娘さんも現在は21歳になっています。
2021年の春に高校を卒業していると思われるのですが、まだ18歳だったこともあり、世間からは心配する声が浮上。
今度は誰が引き取るのか？
というのも、有賀さつきさんの子どもは2018年に元夫の和田圭氏が引き取って同居していたようですが、今度は父親である和田圭氏が死去。
和田圭氏が亡くなったとなれば、「唯一の肉親である有賀さつきさんの父親が引き取るのでは？」と言われていたのです。
あと、分かっているのは、有賀さつきさんの母親は2016年に他界。
なので、父親が現在も健在なら、娘さんは有賀さつきさんの父親が引き取ったのかもしれません。
それにしても、自身が病気を患うまでの15年間、娘さんの子育てと親の介護に追われる日々をすごしてきた有賀さつきさん。
相当、無理がたたっていたと思われます。
有賀さつきの若い頃の不倫騒動
父親・洋さんの仕事の都合で5歳から8歳までニューヨークで過ごしたという有賀さつきさんは、若い頃に自身の行動、発言で世間から批判を受けたことがありました。
そのひとつが1995年の不倫騒動です。
（若い頃の有賀さつきさん）
当時、29歳だった有賀さつきさんは芸能事務所アップフロントグループの社長・山崎直樹氏との交際を週刊誌に告白。
世間はこの突然の告白に驚愕したわけですが、それもそのはず、当時の山崎社長は既婚者。
妻と3人の子供がいたため、有賀さつきさんの発言は「不倫を公表する」という前代未聞の暴露になったのです。
ちなみに、小泉今日子と豊原功補が不倫を公表して世間を騒がせましたが、ある意味有賀さつきさんが先駆者だったのかもしれません。
そして、週刊誌に不倫を告白した後、有賀さつきさんは会見を開きます。
その際、山崎社長の家族に対し、てっきり謝罪するものと思われたのですが、逆に「山崎氏と結婚したい」とコメント。
これには当然、世間から叩かれ批判を受けることとなり、レギュラー番組も全部降板。
干された状態になったのです。
なお、この不倫騒動の結末はというと、結局2人は破局。
山崎社長は元サヤに戻ることになった一方で、しばらくテレビに出られなくなった有賀さつきさんはというと、「休業中の合間を縫って色々と勉強していた」ということです。
有賀さつきの痩せ(画像)
亡くなる1、2年前の有賀さつきさんは痩せすぎて、ネットなどで心配する声が出ていたほどです。
しかも、カツラを着用していたことから癌の噂まで囁かれていたのです。
（有賀さつきさんの痩せ画像）
また、有賀さつきさんと番組で共演した元フジテレビの山村美智アナウンサーが当時、痩せすぎを心配して「体は大丈夫なの？」と聞いたら、「元気です」と答えていたそうです。
カツラについても、「それ、カツラなの？」って聞いたら「カツラは便利ですよ。カツラにしてみませんか？」と明るく答えていたのだとか。
そんな有賀さつきさんは周囲や家族に病気を隠し、医師には「病名を言わないように」と伝えていたといいます。
しかし、報道では「乳がんだった」とデマまで流れる始末。
結局、病名は本人の希望で最後まで明かさることはなかったのですが、有賀さつきさんの死因をめぐっては、古巣であるフジテレビが行き過ぎた取材を決行。
この行動には、さすがにマスコミ関係者の間でも批判が続出したのは言うまでもないでしょう。
ちなみに、フジの取材班が病名などを特定するため、入院していた病院内へ突撃を試みたらしいのですが、当然、失敗に終わっています。
「この状況で病名を特定したところで意義があるのか？」とマスコミ皆が口を揃えて言っていたそうです。
