☆この記事はこのような人におすすめです。
・2018年に公開された映画「万引き家族(まんびきかぞく)」の相関図を見たい。
・映画「万引家族」のキャストを知りたい。
・亜紀役で出演している松岡茉優の仕事について知りたい。
・松岡茉優がバイトしているときの画像を見たい。
映画「万引き家族(まんびきかぞく)」は、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得した作品です。
監督は、これまで「誰も知らない」「そして父になる」をはじめ、さまざまな家族構成を描いてきた是枝裕和氏。
東京の片隅に暮らす家族が、ある事件をきっかけに、抱える秘密が次々と明らかになっていくというストーリーです。
そして、本作の「万引家族」は、PG12(12歳未満の鑑賞には、保護者の同伴が適当)指定。
あき役で出演する松岡茉優の仕事(バイトのJKプレイ)など、きわどいシーンもあるのです。
そこで今回は、映画「万引家族」の家族構成や相関図、キャストについて深掘りしていこうと思います。
万引家族の松岡茉優(あき役)の仕事とバイト画像
映画「万引家族」は内容もさる事ながら、松岡茉優の艶技と安藤サクラのヌー○が話題になりました。
特にあき役を演じた松岡茉優は、この映画で体当たりの艶技を披露。
水着あり、仕事としてJKのお店でバイトし、際どいプレイシーンに挑んでいるのです。
ちなみに、松岡茉優は艶技するにあたって、実際に関係者といっしょにJK店に潜入し、サービス内容を取材していたそうです。
その甲斐あって、実際に行なわれている生々しいプレイを披露しているわけですが、これらのシーンをほんとうにノーカットでテレビで流してよいものなのか。
それも深夜帯ならまだしも、ゴールデンタイムの放送。
家族で観ている人も多いと思うので、気まずい空気になりそうです。
それに、現代の風潮として、こういったシーンが流れると苦情が来ること必須。
かといって、刺激のあるシーンをカットしても、これまた批判を浴びるでしょう。
はたして、テレビ局はどうするのか?
安藤サクラと松岡茉優の仕事シーンに注目が集まります。
映画 万引き家族のキャストと相関図
映画「万引家族」のキャスト陣は、是枝監督が各年代で1番撮りたい人を選んだそうです。
まず、主人公・柴田治役は、是枝作品常連のリリー・フランキーが演じ、妻の柴田信代役を安藤サクラ。
信代の妹・柴田亜紀役を松岡茉優、治の母親・柴田初枝役には、ガンで亡くなった樹木希林さんをはじめとする豪華俳優陣が顔をそろえます。
樹木希林さんに関しては、家の売却の話を持ちかけられる場面での演技が、是枝監督をうならせたそうです。
また、パチンコ屋で誘拐された息子・柴田祥太役を、子役の城 桧吏(じょう かいり)。
両親から虐待を受けて家に連れて帰ったゆり役を、子役の佐々木みゆが演じています。
ちなみに、是枝監督は子役に脚本を一切渡さないで、その場でセリフや内容を口頭で伝えていたのだとか。
映画の中でゆりの歯が抜けて、押入れにいる祥太に知られるシーンがありましたが、あれは撮影時、実際にゆりの歯が抜けたこともあって、是枝監督が後から付け足したシーンだったのです。
さらに本作には多くの実力派キャストが集結。
あきのバイト先の常連客を演じる4番さんを池松壮亮が演じています。
池松壮亮は、本作が2度目の是枝作品出演。
一家の万引き事件を捜査する刑事・前園巧役を高良健吾、同じく刑事の宮部希衣役を池脇千鶴が担当しています。
刑事役の高良健吾と池脇千鶴は、是枝作品初の出演となりました。
そんな映画「万引き家族」にとって、重要な舞台となるのは、都会の片隅にポツンと残る古い平屋です。
この家は、スタッフが街中を走り回って見つけてきたのだとか。
家の撮影は、実際の平屋とスタジオに再現されたセットで行われたのでした。
出典元:KNN
柴田信代:安藤サクラ
柴田亜紀:松岡茉優
柴田祥太:城桧吏
ゆり:佐々木みゆ
柴田初枝:樹木希林
柴田譲:緒形直人
柴田葉子:森口瑤子
柴田さやか:蒔田彩珠
北条保:山田裕貴
北条希:片山萌美
山戸頼次:柄本明
4番さん:池松壮亮
根岸三都江 : 松岡依都美
前園巧:高良健吾
宮部希衣:池脇千鶴
映画 万引き家族のあらすじ
映画「万引き家族」は、是枝監督作品の集大成であり最高傑作。
「誰も知らない」から「3度目の殺人」まで、全ての要素が詰まった作品です。
この作品が日本の社会問題や、目を向けられないところにメスを入れているのは誰も知らない。
貧困の中で生きる家族構成の描き方は、「海街diary」のような一般家庭を覗き見する感じになっています。
また、息子と父親の関係性は「そして父になる」の要素が入っていたりと、これまでの是枝作品要素満載なのが「万引家族」です。
そういえば、本作は万引きを肯定しているとか、在日の物語で反日映画だのという感想が寄せられていますが、そもそも犯罪を肯定も肯定もしていません。
ストーリー自体が、犯罪以前に何が正しいと問いかけるような作りになっています。
また、家族構成に目を向けると、犯罪を犯して幸せを得ることしかできない人間の醜さは、悲劇でもあり喜劇でもあります。
そこから描かれているのは、まるで理想的な家族のような関係と暖かさ、時には万引きしながらも成長し、幸せな雰囲気が流れているのです。
「万引家族」は、そういう要素を入れつつも、貧乏ながら幸せな家族構成が描かれていく。
しかし、そこはさすが是枝監督の演出だけはあって、この幸せは長くは続かないムードをプンプン匂わせてきます。
息子は学校に行ってないし、そもそも誘拐した子供を育てられるわけはありません。
祖母の年金にも限界があり、いつかボロが出て、崩壊してもおかしくないような雰囲気が繰り広げられるのです。
そして、幸せを見ると同時に、この後に起こる悲劇も連想してしまう。
そういうせつない雰囲気が、この映画の魅力です。
また、後半のあらすじは、祖母の死をきっかけに崩壊してゆく家族が描かれています。
「幸せが長くは続かない」と祖母のセリフであったように、ここから家族構成の崩壊が始まります。
まずは、少しネタバレになりますが、この家族たち全員が血の繋がりのない、全くの他人だったことが判明。
ざっくり言うなら、利害関係で繋がっている偽家族だったのです。
ただし、金目当てで利益のために繋がっていたかというと、そうでもありません。
伏線として、「金と心で繋がっている」というセリフが劇中に出てくるのですが、実は全員、他人で家族ではないことが判明した途端に、「パズルのピースが埋まる」。
その言葉通り、絶妙な関係性が見事に描かれているのです。
人間らしく、また矛盾しながらも納得のいく終わり方は、高評価でした。