☆この記事はこのような人におすすめです。
・1996年(平成8年)7月7日に発生した「横山ゆかりちゃん失踪事件」について知りたい。
・犯人の特徴がルパン似の男と言われている理由について知りたい。
・霊視(透視)で見えた横山ゆかりちゃんの現在について知りたい。
群馬県のパチンコ店で当時、4歳の少女の行方がわからなくなった「横山ゆかりちゃん失踪事件」は、日本の未解決事件の中の1つで、現在も解決していません。
そこで、現在の横山ゆかりちゃんなのですが、一体どこで何をしているのでしょうか。
両親からすると、死亡していることなど考えられないでしょうし、どこかで生きていることを願っているはずです。
また、誘拐されたのなら犯人は一体誰なのか。
警察は誘拐事件として、パチンコ店の防犯カメラに映る男を重要参考人として捜査しています。
一説には、犯人は女説もあるようですが、やはり、ルパンに似た男が事件のカギを握っていそうです。
ということで、今回は横山ゆかりちゃん事件を霊視した結果や、犯人の特徴。
さらに、現在は生きているのか、それとも死亡しているのかについてまとめてみました。
横山ゆかりちゃん失踪事件とは
まず、失踪当日の行動ですが、横山ゆかりちゃんは1996年(平成8年)7月7日午前10時ごろ、群馬県太田市高林東町1594番地のパチンコ店に両親、7カ月の妹と一緒に来店していました。
来店していたパチンコ屋の店名は「パチトピア」で、現在は「パーラーフレンド」に名前を変更。
また、当日は「七夕感謝デー」ということもあって、パチンカスにとっては、出玉が期待できる日だったようです。
そして、父親の保雄さん、母親の光子さんは1列違いのパチンコ台に座り、遊戯を開始。
一方、横山ゆかりちゃんは、店舗内をウロウロして遊んでいたといいます。
その後、昼食を採り、午後1時40分ごろ、父親は長椅子に座るゆかりちゃんを確認。
しばらくして、ゆかりちゃんがやって来るのですが、その際、母親の耳元で「優しいおじちゃんがいる……」とささやいたそうです。
この時、母親はゆかりちゃんに対し、ちゃんと座って待っていることと、誰にもついて行かないように強く伝えたといいます。
しかし、午後1時50分ごろ、母親が長いすに目をやると、ゆかりちゃんの姿が見えなくなっていたのです。
すぐに両親は店内や駐車場、さらに外に出て探しますが、ゆかりちゃんの姿は見えず。
午後2時10分ごろ、太田署に子供が誘拐されたことを通報することになります。
そして、通報を受けた警察は、パチンコ店の客や周辺の住まいなど、広範囲にわたる捜索を開始。
いろいろ聞き込み捜査していったわけですが、その時、気になる証言を得ていたのです。
それは、横山ゆかりちゃんが失踪した時とほぼ同時刻、「白い車に4歳ぐらいの女の子が乗り込んだのを目撃した」というものでした。
しかし、残念なことに、この白い車の正体は現在も不明のまま。
ですが、白い車が犯人のものなら、目撃された女の子は横山ゆかりちゃんだった可能性は十分に考えられます。
横山ゆかりちゃんの犯人はルパン?
未解決事件の1つに、「北関東連続幼女誘拐事件」があります。
この事件は、横山ゆかりちゃんの自宅がある群馬県邑楽郡大泉町から半径10キロ圏内で4件発生。
発生したのは、1979年8月「福島万弥ちゃん事件」、1984年11月「長谷部有美ちゃん事件」、1987年9月「大沢朋子ちゃん事件」、1990年5月「松田真実ちゃん事件」です。
また、最後の「松田真実ちゃん事件」は、俗にいう「足利事件」と呼ばれ、犯人として菅家利和さんが逮捕されました。
当時、菅家利和さんは事件に関与したとされていましたが、DNA型を再鑑定した結果、事件と無関係だったことが判明。
後の再審により、無罪が確定して釈放されたのです。
こうして事件は振出しに戻ってしまったわけですが、その後「日本テレビ報道局」の清水潔氏が「北関東連続幼女誘拐事件」についてもう1度調べると、すべてが同一犯の犯行であるとの仮説を立てたのでした。
さらに清水潔氏は、「横山ゆかりちゃん失踪事件」も「北関東連続幼女誘拐事件」と同じ人物の犯行とみて、取材捜査を進めたのです。
すると、真犯人の可能性がある男を特定し、接触にも成功。
この人物こそがルパン似の男で、取材すると、足利事件の松田真実ちゃんが行方不明になった店に行き、真美ちゃんと話した事も認めたのだといいます。
ほかにも、横山ゆかりちゃんが訪れていたパチンコ店のことを知っていたということなので、ますます真犯人の可能性が深まります。
また、松田真実ちゃんが連れ去られた時の目撃者に取材すると、「ルパン似の男と防犯カメラの人物が似ている」と証言したそうです。
やはり、ルパン似の男と防犯カメラの人物は同一人物で、なおかつ、横山ゆかりちゃんの犯人なのかもしれません。
横山ゆかりちゃんの犯人を霊視
警察はその後の捜査で、パチンコ店の防犯カメラに映っていた不審な男を重要参考人に認定しています。
この男についてわかっていることは、身長は158センチぐらいの普通体型で、ニッカポッカ風ズボンに、サンダル。
上は白っぽいシャツに、ハノ字ラインの入った黒いジャンパーを着ていること。
そして、帽子とサングラスで顔を隠し、脇を締めてガニ股で歩くクセがあったのです。
また、なぜ、不審人物として浮かび上がったのかというと、実はゆかりちゃんが失踪する直前、この男はゆかりちゃんに話しかけていたのです。
防犯カメラには、ゆかりちゃんの横に座り、タバコを吸っているところや、3回外を指差して何やらゆかりちゃんと会話をしているのが映っていました。
さらに、ゆかりちゃんと会話したそのすぐあと、この男はパチンコ店から出ています。
それはちょうど、ゆかりちゃんが母親の元に「優しいおじちゃんがいる……」と、話しかけに行った時でした。
ただ、横山ゆかりちゃんに関しては、出入り口付近はカメラの死角となっていたため、外へ出たと言う記録は残っていません。
しかし、外へ通じる通路でゆかりちゃんの姿が目撃されているため、外へ出たと思われています。
そこで、防犯カメラの男なのですが、以前テレビ番組が犯人なのかどうかの霊視を、超能力者に依頼しています。
「横山ゆかりちゃん誘拐容疑事件」は、これまで何度もテレビで取り上げられ、その都度、透視ができる超能力者に霊視させていました。
結果、「防犯カメラの男が犯人」と、すべての超能力者の霊視が一致。
また、犯人は過去にも誘拐歴があることや、別の犯罪歴があることについても霊視で一致したのです。
やはり、霊視でも防犯カメラに映っていた不審な人物を犯人と見ているようです。
横山ゆかりちゃんを誘拐した犯人は女?
当時は現在と違い、防犯カメラが充実してなく、画像もあまり鮮明ではありません。
そのため、いまだ容疑者は特定されず、横山ゆかりちゃんの行方もわからないままです。
(防犯カメラの映像)
そんな中、以前テレビ番組が特殊な技術を駆使して、防犯カメラの映像をカラー化したことがあります。
すると、犯人と思しき人物に女性特有の動き方があることが判明。
腕の動かし方などから、実は女である可能性が浮上したのです。
これまで男と思っていた人物は、防犯カメラの映像の中で、外を指差してゆかりちゃんと会話していました。
しかし、映像を分析したチームによると、遠方を指差す場合、脇を締めて肘を曲げるのが女性で、腕を伸ばすのが男性だといいます。
あと、身長や首が細いなど、骨格を理由に犯人は女性の可能性があるということでした。
また、横山ゆかりちゃんの性格が、極度の人見知りということが「犯人は女説」にしている理由なのかもしれません。
どういうことかというと、人見知りなら初対面の人と、そう簡単に話すことはできないはず。
しかも相手が男なら、なおさら無理です。
しかし、横山ゆかりちゃんは初対面にしてはすぐに打ち解けていました。
以上の理由などから、「犯人は男ではなく、女性の可能性がある」としたのです。
ただ、テレビでそのような解析されても、防犯カメラの人物はどこからどう見ても男にしか見えないのは言うまでもないでしょう。
横山ゆかりちゃんの現在は死亡せず生きている?
現在の横山ゆかりちゃんですが、これまでの霊視によると、残念ながら死亡していることで一致しています。
3人の透視能力者が霊視して、全員が現在の横山ゆかりちゃんを「生きている」とは答えませんでした。
また、犯人の居場所については、1人が「団地のような集合住宅に住んでいる」、もう1人が「木造建ての一軒家に住んでいる」と、分かれています。
さらに、犯人が犯行に使用した車については、1人が「中型の乗用車で、色は白」、もう1人が「普通の乗用車で、色はグレー系」と、これまた食い違っているのです。
ほかにも、「横山ゆかりちゃんの犯人と、北関東連続幼女誘拐事件の犯人は別」と、答えた霊能者がいると思えば、「犯人は独身で無職」、「犯人の年齢は当時30歳くらい」と霊視した人物もいました。
結局、一致したのは、ゆかりちゃんの生存に関してだけ。
肝心のゆかりちゃんの居場所にしても、番組内で捜索が行われましたが、当然、何の手がかりも見つかることはありませんでした。