☆この記事はこのような人におすすめです。
・バチェラー3に出演していた野原遥さんが巻き込まれた「グアム無差別殺傷事件」について知りたい。
・野原遥さんの家族以外の犠牲者を知りたい。
・グアム無差別殺傷事件の犯人について知りたい。
バチェラー3に出演していた野原遥(のはらはるか)さんと家族は、「グアム無差別殺傷事件」に巻き込まれました。
「グアム無差別殺人事件」は、日本人3人が犠牲者となり、11人が負傷。
また、犠牲者3人の中には、野原遥さんの叔父がいたのです。
この事実は、野原遥さんが「バチェラー3」の中で語っていました。
そこで今回は、野原遥さんが巻き込まれた「グアム無差別殺傷事件」の犯人や、被害者などについてまとめてみました。
グアム無差別殺傷事件の犠牲者
2013年に起きた「グアム無差別殺傷事件」の犠牲者は日本人3人です。
犠牲者の名前は、栃木県栃木市の上原和子さん(当時81)と、孫の杉山利恵さん(当時28)、茨城県潮来市の横田仁志さん(当時51)。
この中で1番若かった杉山利恵さんは、弟の結婚式に出席するため、グアムに訪れていたそうです。
しかし、事件に巻き込まれたことで予定されていた結婚式は中止。
なお、死因ですが、杉山利恵さんは自分の子供(当時3歳)をかばって刺されたことから「外傷性ショック死」、あるいは「失血死」だと思われます。
また、現場には8ヶ月の赤ちゃんも一緒にいて、顔などを切られたそうなのですが、利恵さんの夫がかばったため、命は助かったということです。
そして、もう1人の犠牲者・横田仁志さんは、犯人の車にはねられて重体になり、その後に死亡。
野原遥さんの叔父というのは、おそらく横田仁志さんのことではないかと思われます。
野原遥と家族がグアム無差別殺傷事件の被害者に
通り魔的犯行の「グアム無差別殺傷事件」は、2013年2月12日22時20分ごろ、グアム島の繁華街・タモン地区で発生しました。
車を運転していた男が7人をはね、ショッピングセンターにあるコンビニ「ABCストア」の壁に激突。
その後、男が車から降りて人々を刃物で襲撃したのです。
犯人の男の名前は、地元タモン地区に住むチャド・ライアン・デソト(当時21歳)。
事件現場となった場所は、ショッピングセンターにあるコンビニ「ABCストア」の前でした。
グアム無差別殺傷事件が起きた場所は、治安が良い人気の観光スポットです。
街中には日本語の看板が立ち並び、日本人の観光客が多いことでも知られています。
事件が発生した日も、親族の結婚式や旅行に訪れていた日本人であふれていました。
野原遥さんもその中の1人で、当日は家族旅行でグアムに訪れ、現場に居合わせていたのです。
しかし、楽しい時間もつかの間、突然、チャド・ライアン・デソトが車で「ABCストア」に突っ込み、その後近くにいた日本人観光客らを刃物で襲撃。
野原遥さんと家族は、不幸にも犯人の標的となり、事件の被害者となってしまったのです。
野原遥さんは、この無差別殺傷事件で4カ月間のリハビリが必要なくらいの大けがを負い、家族も負傷。
負傷した家族で名前が分かっているのは、野原かつこさんと野原ひろみさんです。(母親と姉?)
そして、叔父が犠牲者になってしまったのです。
野原遥がバチェラー3に応募したきっかけは彼氏
グアム無差別殺傷事件の被害者・野原遥さんは、和歌山代表として2016年のミスユニバースジャパンファイナリストに選出。
年齢は現在30歳で、身長が170センチあります。
そんな野原遥さんは、「Amazon Prime Video」配信の婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3に出演していました。
バチェラー3に応募したきっかけは、付き合っていた彼氏と破局したからだとか。
それに、当時勤めていた会社の社長に彼氏と破局しとことを報告すると、「バチェラーに応募してみたら?」と言われて出演を決めたそうです。
そんな野原遥さんの実家は、もともと茨城県で農業を営んでいるとか。
茨城県出身の野原遥さんは、県内の中学・高校を卒業後、美容の専門学校へ進学。
その後、東京のアパレル会社に勤務します。
ところが、付き合っている彼氏が関西へ転勤することになり、野原遥さんも一緒について行き、3年ほど前から和歌山に住み始めたそうです。
移住後は、和歌山から大阪にある化粧品会社まで通勤。
しかし、長年交際していた彼氏と別れることになり、バチェラー3に応募。
現在は化粧品会社を辞めて、広告代理店でクリエイターマネジメントとして働いているようです。
グアム無差別殺傷事件の犯人の動機
グアムでは、観光客を相手にした無差別殺人事件というのは、これまで起きたことがなかったそうです。
だから治安が良いと言われ、観光客も安心できていたのだと思います。
しかし、事件を起こしたチャド・ライアン・デソトは、そんなこともお構いなしに人々を襲撃。
3人の命を奪い、11人を負傷させたのです。
(犯人のチャド・ライアン・デソト)
ところで、犯人は、一体何が目的だったのでしょうか。
裁判では、「精神的な疾患がある」として無罪を主張しましたが、チャド・ライアン・デソトという人物は、高校時代に映画を作って賞を取っています。
テロもなければ、前科もなし。
しかし、最終的に精神的疾患も認められず、「仮釈放のない終身刑」が判決で言い渡されています。
この判決は、グアムには死刑制度がないので、1番重い量刑となるのですが、いまだ動機がはっきりしていません。
一説には、ドラッグの影響や、事件発生の1か月前に勤め先から解雇され、家庭に問題をかかえていたという報告もあります。
かと思えば、裁判で検察側は「事件の1年前に付き合っていた彼女と別れ、やけくそになっていたことが動機になった」と指摘。
結局、どれが1番の動機になったのか謎ですが、関係のない人々の大切な命を奪ったことには変わりないのです。