世田谷一家殺害事件の犯人は林(H)か竹内?17歳の少年は?2024最新

世田谷一家殺害事件の画像 事件

2000年12月30日に発生した世田谷一家殺害事件。

 

場所は世田谷区上祖師谷3丁目にある2世帯住宅。

 

被害者は宮澤みきおさん(当時44歳)、妻の泰子さん(当時41歳)、長女のにいなちゃん(当時8歳)、長男の礼君(当時6歳)の4人です。

 

なお、世田谷一家殺害事件は、未だに犯人は捕まっていません。

 

その原因は、初動捜査のミス。

 

現場には証拠が多く残されていたことから、当初、警察は素人による犯行と決めつけ、犯人の特定は時間の問題とみていたのです。

 

そこで今回は、未解決事件の1つである「世田谷一家殺害事件」の犯人像について簡単にまとめてみました。

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世田谷一家殺害事件の犯人

宮澤みきおさんの当時の職業は、外資系の経営コンサルタント会社に勤務。

 

妻の泰子さんは、自宅でくもん式の学習塾を開いていたそうです。

 

そして、犯人の進入経路ですが、捜査開始直後は2階の浴室窓から侵入し、2階で寝ていた礼君を襲撃。

 

その際に起こった異音に気づき、1階から駆けつけたみきおさんを襲ったと考えられていました。

 

世田谷一家殺害事件の浴室画像

 

しかし、その後におこなわれた現場検証の結果、犯人の足跡についた血痕が階段を上るものしか発見できず。

 

よって、2階の浴室窓の痕跡は脱出時のもので、犯人は堂々と玄関から入って来て、4人を次々襲ったとみられています。

 

また、犯行後は家の中にしばらくとどまとどまり、台所の冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べたり、パソコンを操作するなどの異常行動も確認。

 

世田谷一家殺害事件の現場画像

 

現場には、犯人の衣類とヒップバッグ、指紋などの物証が数多く残され、DNAも特定されています。

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犯人は外国人説

世田谷一家殺害事件の犯人は当初、北朝鮮の工作員やオウム真理教の犯行じゃないかと言われていました。

 

また、犯人が韓国で限定販売された靴を履いていたことや、ヒップバッグも韓国製だったことから韓国人説が浮上。

 

その中でも、李という男の出身地である韓国・京畿道水原市周辺のものと、犯人が着てきたジャンパーのポケットから採取された土砂粒が、一致しているのが確認されています。

 

一方、殺害方法からフィリピン軍やフィリピンのギャング説もあるようです。

 

犯人は手にバンダナを巻いて凶器を持ち、犯行に及んでいたとか。

 

何やら特殊な巻き方だったそうで、フィリピン軍やフィリピンギャングが使う方法だったそうです。

 

しかも、ミトコンドリア型の人種推定というDNA技法から犯人は、日本人や韓国人を含むアジア系男性を父親に、南欧系女性を母親に持つアジア系男性との結果が出ています。

 

そして、警察は父親が日本人、母親が南欧人のハーフ青年を任意で事情聴取して自宅を捜索するも、指紋が一致せず。

 

結局警察は、犯人を外国人とみてICPOを通じて中国、韓国、欧州諸国などに指紋照会をかけたようですが、回答は半分ぐらい。

 

結局、特定できずに終わっています。

世田谷一家殺害事件の犯人は焼き肉屋バイトの林(H)?

世田谷一家殺害事件の最新情報として発表されている犯人は、年齢が15歳から20歳代の痩せ方。

 

これは、現場に残された犯人の衣料品などを重点的に調べた結果だとか。

 

また、ヒップバッグの中には蛍光ペンの塗料が付着していて、使い込んだような痕があったそうです。

 

このことからバックが販売されていた1995年から1999年に、学生生活を送っていた可能性があるということです。

 

そんな中、新たな犯人像として、焼き肉店のアルバイト店員のHという男性が浮上。

 

現在40代とみられるHの名前は林。

 

林は警察が実名を出して聞き込みをしていた人物で、事件発生当時、20代。

 

世田谷区内にある焼き肉店のアルバイトとして厨房で働いていたそうです。

 

なお、Hとされる林の身長は170cm位で中肉中背。

 

無精ひげを生やし、髪は五分刈り。

 

焼き肉店には実家からBMXという競技用の自転車で通っていて、いつも帽子をかぶっていたとか。

 

しかも、警察が公表している犯人のイメージ写真と似ていたということです。

 

それにしても、なぜHは疑われたのか?

 

結論としては、店の常連客の情報です。

 

Hとされる林は、世田谷一家殺害事件の翌日となる2001年の元日、祖師ヶ谷大蔵の商店街で手に包帯を巻き、犬を散歩させていたのを目撃されていたとか。

 

犯人は犯行時に手を負傷していたことが分かっていて、手に怪我を負っていた林は当然疑いの目が向けられたのです。

 

ところが、事件後数年で焼き肉店が閉店。

 

履歴書や写真は残っておらず、林の現在についても分からないということです。

犯人は竹内?17歳の少年は無関係?

2020年11月、世田谷一家殺害事件の現場を囲うフェンスなどに落書きした17歳の少年が書類送検されました。

 

しかし、当然、17歳の少年は事件とは無関係。

 

事件発生時は3歳になり、世田谷一家殺害事件についても知らなかったそうです。

 

また、犯人は竹内という情報もあるようですが、これについては詳細が不明。

 

事件の前日、現場から5キロほど離れた武蔵野市内のスーパーで同じ包丁を購入した人物がいました。

 

この男が竹内なのか定かでないですが、DNA型を犯人のものと照合した結果、一致していません。

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