☆この記事はこのような人におすすめです。
・ジョンベネ事件を霊視(透視)した結果を知りたい。
・ジョンベネ事件の犯人説が浮上している兄の現在を知りたい。
・ジョンベネちゃんの父親と母親の現在を知りたい。
アメリカコロラド州・ボルダー郡で当時6歳の少女、ジョンベネ・パトリシア・ラムジーちゃんが何者かに誘拐された後、自宅地下で発見された事件。
このジョンベネ事件は、全米を震撼させた凶悪事件として日本でも連日報道され、これまで幾度となくテレビで特集が組まれています。
なお、もともとジョンベネ事件の犯人として疑われたのは、事情聴取を拒否し続けていた父親ジョン・ラムジー氏と、母親パトリシア・ラムジー氏でした。
2人は警察からの事情聴取を拒否し続けていたことから「怪しい」と、マスコミに疑われたのです。
さらに、犯人説として浮上したのが、当時、9歳だった兄バーク・ラムジーです。
兄のバークは、一度も警察の事情聴取を受けていませんし、両親も警察が兄に近づかないようにしていたのです。
そんな「ジョンベネ事件」は2022年になった現在も未解決のまま。
警察が必死に捜査を行っていましたが、犯人は逮捕されていません。
ちなみに、両親は事件当時、犯人に結び付く情報に10万ドルの懸賞金を出したり、霊視(透視)に頼ることもありました。
霊視に至っては犯人に結び付く結果となり、容疑者が捕まったのですが、後に「嫌疑なし」となり釈放されてしまったのです。
そこで今回は、事件当時に犯人として疑われた兄、バーク・ラムジーや、父親、母親の現在などについて迫って行こうと思います。
ジョンベネ事件の犯人を霊視
美少女コンテストの常連だったジョンベネちゃん事件は、内部の犯行説が浮上しました。
しかし、ジョンベネちゃんの体に残された犯人の体液は、家族全員から採取したDNAとは一致しなかったのです。
家族の犯行説が消滅したため、両親は真犯人に結び付く情報料として10万ドルの懸賞金を用意。
だったのですが、いくら待っても有力な情報は得られず。
結果、両親は霊能者に真犯人の霊視(透視)を依頼したのです。
なお、両親が霊視を依頼したのは、ドロシーアリソンという霊能者。
ドロシーはジョンベネ事件の犯人を霊視して見えた人物像のスケッチを両親に送り届け、それを両親は自分たちのウェブサイトで公開。
両親は「この男性を目撃したことがありませんか?」と、ウェブサイト上で問いかけ、警察もこのスケッチを使って捜査することとなったのです。
そんなあるとき、タイのバンコクでスケッチに描かれている人物と似た男が性犯罪で逮捕されます。
逮捕されたのはアメリカ人の元・教諭『ジョン・マーク・カー』と言う男で、ジョンベネ事件についても供述。
(バンコクで逮捕されたジョン・マーク・カー)
この男の証言には犯人しか知りえないことが含まれており、真犯人としての信ぴょう性が高かったのです。
しかし、DNA鑑定の結果、ジョンベネちゃんに付着していたものとは一致しませんでした。
なぜ、『ジョン・マーク・カー』は犯人しか知りえないことを供述したのか?
真相は不明ですが、いずれにせよ霊視の結果で浮かび上がった容疑者は真犯人ではなかったのです。
しかも霊能者・ドロシーは、このスケッチを描いた一年後に亡くなっています。
ジョンベネちゃん事件の真相は兄が犯人?
ジョンベネ事件は当初、「父親の虐待によって起こり、それを母親が外部の犯行に見せかける偽装工作を行った可能性がある」とされていました。
また、発見されたジョンベネちゃんの胃からパイナップルが見つかっていることから、何を食べていたかが判明。
結果、「パイナップルを食べようと思っていた兄・バークが怒ってジョンベネちゃんを殴ってしまった可能性もある」とされたのです。
実際、キッチンに置かれていたパイナップルが入ったボールからジョンベネちゃんと、兄・バークの指紋も発見されています。
やはりジョンベネ事件の真相は、兄・バークの犯行で、両親はそれを隠そうとしていたのでしょうか?
(父親のジョン・ラムジー氏と母親のパトリシア・ラムジー氏)
しかし、DNA鑑定の結果、ジョンベネちゃんのズボンに付着していたのが正体不明の男のものと判明。
これで内部の犯行説が消滅し、警察も家族に謝罪して容疑者から外しています。
結局、事件の真相は謎のままで解決に至っていませんが、警察は決して諦めてはいないそう。
「まだ犯人を捜している」と決定的な証拠を探して、現在も捜査しているということです。
父の再婚と兄の現在
家族全員から採取したDNAは、ジョンベネちゃんに付着していたものと一致しなかったものの、犯人として一番疑わしいのは、現在も兄バーク・ラムジーのようです。
当初、ジョンベネちゃんの体に付いていた傷跡は、スタンガンによるものと思われていました。
ところが、事件から数年経ち、スタンガンの跡は「兄が遊んでいた電車のオモチャのレーンだった」という可能性がでてきたのです。
さらにジョンベネちゃんの体には、複数の防御痕がありました。
これは「力のないものによる犯行」と考えられるのです。
また、プロファイルの観点からも、自分の子供が被害者だった場合、両親が第一発見者になる可能性はほとんどありません。
兄を警察に接見させないようにしていたのも「両親がかばっていたのでは?」ということになります。
そんな兄も現在、30歳を超えており、コンピューター関係の仕事についているといいます。
(兄のバーク・ラムジー氏)
また、数年前には恋人も出来たらしく、アメリカのテレビ番組に出演してインタビューに答える一幕もあったようです。
そして結論として、兄はジョンベネちゃん事件について、「自分と両親は犯人でない」と主張。
真犯人は「妹が出ていた美少女コンテストを観ていた異常者だろう」との見解を明かしています。
一方、ジョンベネちゃんの両親はというと、母親・パトリシア氏は事件解決を待つことなく、2006年にがんで他界。
父親ジョン・ラムジー氏は、2011年7月に再婚しています。
しかも父親は現在、ミシガン州に家を持ち、ネバダ州と行ったり来たりの暮らしを続けながら私立探偵を雇い、犯人を追っているということです。