2018年4月に日テレのアナウンサーとなった元・乃木坂46の市來玲奈(23)といえば、社交ダンスの経験があることから「金スマ」の社交ダンス企画で、山本匠晃アナとペアを組んでいました。
大会での成績も良く、今後に期待されていたのですが、2017年2月24日の放送回で、社交ダンスのペアを組んでいた山本アナにダンスを辞めることを報告し、ペアを解消。
同時に金スマの社交ダンス企画からも、卒業することを発表したのです。
当時の市來玲奈は、日テレのアナウンサー試験を受けていることが報じられていました。
そのため、アナウンサーになるのが理由でダンスを辞めたと世間から批判が続出し、「山本アナがかわいそう」「日テレ受験のことを隠してたってこと?」「これはスキャンダルなのでは?」と炎上したのです。
そこで今回は、市來玲奈のスキャンダルとなった「金スマの社交ダンス辞退」の真相などについて、検証してみたいと思います。
市來玲奈と山本アナペアの社交ダンス
市來玲奈とペアを組んでいた山本匠晃アナは、2013年から社交ダンスに取り組むようになりました。
もともとペアを組んでいたのは、同じ愛知県岡崎市出身のキンタローで、社交ダンス初心者だった山本アナは、経験者のキンタローから社交ダンスを教わっていたのです。
そして、山本アナはキンタローをパートナーにアマチュアの競技会(ラテン部門)に出場すると、次々に優勝を飾り、最高峰のクラスA級にわずか1年半で昇格。
翌年の大会では、「日本ランキング36位」にまで上り詰めたのでした。
このまま順調に行けば世界選手権出場も見えていたのですが、ここで山本アナは、キンタローを裏切ってしまいます。
理由はキンタローとのレベル差を痛感した山本アナが、ペアを解消してしまったのです。
山本アナとペアを解消しキンタローは、その後ロペスとペアを組み現在に至っていますが、山本アナはというと新パートナーを探さなければなりません。
そこで、山本アナの次期パートナーとして、元乃木坂46の市來玲奈に白羽の矢が立ったのでした。
社交ダンス経験者の市來玲奈は、2009年に全日本強化選手として活躍した逸材。
小学校からダンスを始め、社交ダンスではラテンダンスが得意で世界大会6位の実力を持ちます。
ほかにも「関東ダンス選手権大会」のアマチュア・ジュブナイル・ラテンアメリカン部門で1位。
中学時代には「東部日本ダンス選手権大会」のアマチュア・ジュニア・ラテンアメリカン部門で1位を獲得するなど、ラテンダンスに実績があったのです。
市來玲奈は、山本アナとのペアを承諾した理由を、「再び夢を追いかけたくてパートナーを引き受けた」と語っていました。
そして、山本アナと新ペアとなった市來玲奈は、2015年8月2日、すみだ産業会館で開催された『日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ協会主催 NBDAダンススポーツ競技会』の「DSCJ1級戦 スタンダード部門」で優勝。
次はラテンダンスで優勝を目指そうというときに市來の「日テレ内定」が報じられたのでした。
市來玲奈にスキャンダル?
市來玲奈が社交ダンス企画から卒業することを発表した頃、パートナーを組んでいた山本アナの激太りが話題になりました。
この頃の山本アナは太ったことが原因で、キレのあるダンスが踊れなくなっていたのです。
当然のことながら社交ダンスをする上で太ることは禁物。
ですが、山本アナは必要な筋肉をつけるために、わざと太るよう食事の量を増やしていたのです。
そこに来て、社交ダンスの辞退を市來玲奈が発表。
これからというときに、ペアを解消することになったのです。
当時の市来玲奈といえば、日テレのアナウンサーに内定したことが報じられ話題になったばかりでした。
市来玲奈が日テレのアナウンサーになれば、TBSの番組には出られないので、社交ダンスを続けることができないとみられていましたが、予想通りの展開になって批判が噴出。
市來玲奈は「社交ダンスより、アナウンサーを選んだ」と、すっかりスキャンダル扱いされてしまったのです。
また、番組内で市來玲奈が山本アナとペアを解消して、その場を去る場面がありましたが、テロップでは「社交ダンスをやめることの真相を語ることはなかった」と表示されました。
ですが、実際には番組側や山本アナに対して、かねてから相談や報告を行っていたといいます。
それを番組側が市來玲奈側に悪意あるよう編集したため、一方的に市來だけが悪者扱いされてしまったのだそうです。
さらに、市來玲奈は、番組放送後にブログを更新して、スキャンダルになった真相をつづっていたらしいのですが、その部分は後からごっそり削除されたといいます。
ブログに書かれていた一部分が削除されたのは、おそらく、番組側からクレームが入ったからだそうです。
市來玲奈の高校や乃木坂を卒業した理由
市來玲奈は、早大付属高校「本庄高等学院」の1年生だった8月21日に、乃木坂46の第一期メンバーオーディションに合格しました。
初期の頃は運営側に推されて、シングルの選抜メンバーに度々選出されるなど活躍。
ニックネームは「れなりん」で、乃木坂の活動は約3年間でしたが、ショートカットの髪型から「広末涼子の再来」と話題になりました。
そんな市來玲奈は、アイドルとして活動中も学業を両立させ、2014年に早稲田大学文学部へ進学。
しかし、同年6月26日、乃木坂46の卒業を発表したのです。
一般的にアイドルグループ卒業と聞くと、彼氏バレなどのスキャンダルがよくありますが、市來玲奈の卒業理由は、学業専念のため。
前から「アナウンサーになりたい」という希望があったため、乃木坂をやめる決意をしたということです。