☆この記事はこのような人におすすめです。
・アメリカの元プロフットボール選手、OJシンプソンの元妻と子供について知りたい。
・OJシンプソンの現在について知りたい。
・OJシンプソン事件の真相を知りたい。
1994年6月13日、米ロサンゼルスで発生した「OJシンプソン事件」。
被害者は、OJシンプソンの元妻、ニコール・ブラウンとその友人であるロナルド・ゴールドマン。
2人がOJシンプソンの元妻、ニコールの自宅玄関前で死亡していたのが発見されたことで、このように呼ばれています。
そして事件発覚後、元夫であるOJシンプソンが容疑者として浮上。
6月17日、OJシンプソンは警察の呼びかけに応じず、車に乗って逃走しました。
なお、この逃走劇はテレビで生中継され、全米で多くの視聴者が見守るも、最終的にシンプソンは逮捕されたのです。
そこで今回は、現在のOJシンプソンや元妻、子供。
OJシンプソン事件の真相などについてまとめてみました。
OJシンプソンの妻
OJシンプソンは2度離婚しているので、元妻が2人いることになります。
最初に結婚したのは1967年。
妻の名前はマーガレットL.ウィットリーという女性で、高校時代の彼女だったようです。
そして、2人目の妻で事件の被害者、ニコール・ブラウンと1985年に結婚。
出会った当時、ニコール・ブラウンは18歳、ナイトクラブでウエイトレスをしていたとされています。
OJシンプソンと元妻の離婚理由
OJシンプソンが最初の妻、マーガレットL.ウィットリーと離婚した理由は、ニコール・ブラウンと結婚するためだったようです。
また、2人目の元妻、ニコール・ブラウンですが、離婚理由には複数の要因があったとか。
主な理由として以下の点が挙げられています。
1. DV
最も重要な要因は、OJシンプソンによるDVです。
ニコール・ブラウンは婚姻中、OJシンプソンから度重なるDVを受けていたと報告されています。
彼女は複数回にわたって警察に通報しており、1989年にはOJシンプソンが暴力を振るい、逮捕される事件があったとか。
これにより、OJシンプソンは2年間の執行猶予と罰金を言い渡されていたようです。
2. 不倫
OJシンプソンの不倫も離婚の原因の1つだったとか。
OJシンプソンは婚姻中に複数の女性と関係を持っていたとされており、これが夫婦との間に深刻な亀裂を生じさせたようです。
3. 性格の不一致
OJシンプソンとニコール・ブラウンの間には、性格や生活スタイルの違いからくる不一致も存在。
ニコール・ブラウンは、OJシンプソンの有名人としての生活やそのプレッシャーに耐えきれずにいたとか。
また、OJシンプソンの支配的な性格に不満を抱いていたとされています。
4. 精神的な負担
ニコール・ブラウンはOJシンプソンとの関係において、精神的な負担を感じ、自身の健康が悪化していたとか。
これが離婚を決断する一因となったようです。
これらの理由から、夫婦は1992年に離婚。
しかし、その後も2人は一時的に復縁したり、友人関係を維持しようとする努力をしていたということです。
OJシンプソンの現在
OJシンプソンの現在はというと、2024年4月10日に亡くなっています。
晩年はラスベガスの自宅で過ごしていたようですが、膀胱(ぼうこう)がんで闘病中だったということです。
そもそもOJシンプソン事件の裁判は、1995年1月24日に開始され、10月3日に無罪判決が下されました。
この裁判は「世紀の裁判」とも呼ばれ、多くのメディア報道と国民の関心を集めることに。
刑事裁判で無罪となったOJシンプソンでしたが、被害者の家族から民事訴訟を起こされ、3300万ドルの賠償金支払いを命じられたのです。
また、その後のOJシンプソンですが、別の事件で有罪となり、33年の刑を言い渡されることに。
そして、2017年に仮釈放が認められていたということです。
OJシンプソンの子供
OJシンプソンは、2人の元妻とのあいだに5人の子供を授かっています。
最初に結婚した元妻、マーガレットL.ウィットリーとのあいだに3人。
次に結婚したニコール・ブラウンとのあいだに2人の子供が生まれています。
※マーガレットL.ウィットリーとの結婚では1968年に娘、1970年に息子、1977年に次男が誕生。
娘はOJシンプソン事件の裁判中や、その後も父親であるシンプソンを支援していたとか。
なお、3人目の子供に関してですが、2歳の時にプール事故で亡くなっているようです。
※ニコール・ブラウンとの結婚では、1985年に娘、1988年に息子が誕生。
娘は現在、ロサンゼルスで不動産業に従事。
息子の現在は、フロリダで不動産業に従事しているとか。
そんなOJシンプソンの子供たちは、父親の裁判やその後のメディアの注目により、私生活で大きな影響を受けていたようです。
OJシンプソン事件の真相
OJシンプソン事件の犯人についてですが、公式には未解決のまま。
ですが、事件の真相としては、OJシンプソンが依頼していたと米メディアが報道。
ということは、この事件については別の犯人が存在する可能性があります。
では、なぜOJシンプソンは容疑者になったのか。
その理由は、元妻ニコール・ブラウンの友人、ロナルド・ゴールドマンの身長が180センチ。
格闘技の達人だったため、腕力の勝る男性による犯行が濃厚と考えられたから。
その点、OJシンプソンは身長185センチ、アメフト選手と条件的には十分犯行が可能。
ニコール・ブラウンに対してDV疑惑があったことから、犯行に及ぶ動機があるとされたのです。
また、事件現場に左手片方の革手袋が落ちていたのと、もう片方の右手革手袋がOJシンプソン宅の裏庭で発見されています。
発見された右手の革手袋の血痕は、DNA鑑定により、OJシンプソンと被害者2人のものと判明。
現場に残された足跡も、OJシンプソンの足のサイズと完全に一致。
さらに、事件当時、OJシンプソンのアリバイが不明なことから、多数の物的証拠と状況証拠で犯人と断定されたのです。